脳は重さや大きさがある物理的なものである。
コーヒーの名前はクオリアではない。コーヒーの香りはクオリアである。
この世界には、共通の器具を用いて正しい手順で測定すれば、原理的には測定の結果が完全に一致する性質をもった事物が存在する。たとえば、重さや長さである。
多義図形とは、1つの図形でありながら2種類以上の見え方ができる図形のことである。多義図形の例として、ルビンの壺やネッカーキューブが挙げられる。
脊髄、延髄、橋、小脳、中脳、間脳、大脳からなる神経系を末梢神経系と呼ぶ。
脳波計(EEG)を使うと、意識の量を直接測定することができる。
医学における「意識」とは、起きている状態にあること、つまり覚醒を意味することが多い。視覚や聴覚などの感覚器官を通して組み立てられる「私達の内なる経験」を意味する意識とは意味合いが異なる。
心の哲学や認知科学において、意識は英語の consciousness の訳として用いられる。
学問や文脈によって意識という言葉の意味は多少変わりうる。意識の意味が揺れることにより何らかのトラブルが起こる可能性がある場合は、きちんと意識という言葉の意味の認識を擦り合わせた方が良い。
脳を構成する主な要素の1つが神経細胞である。